本文へスキップ

離婚相談の基礎知識 by 弁護士堀井雄三(札幌弁護士会所属)

相談予約はTEL.011-596-7020
(平日9:30〜17:30受付)

ほりい綜合法律事務所の離婚相談は・・・

<2回まで無料の離婚相談>

tel:011-596-7020
平均5分で予約できます。(詳しい説明)
トップページ法律相談の基礎知識(目次) 初めての離婚相談ガイド- 離婚・夫婦トラブル 簡易整理シート

初めての離婚相談ガイド

複雑な離婚問題 でもポイントは たった3つ

 こういうと驚かれるかもしれませんが・・・
 離婚問題を整理したい場合、大切なポイントは基本的に3つに絞ることができます。

 異性との出会いや恋愛、そして結婚と夫婦生活は、昔から、物語や和歌など芸術作品のテーマになってきました。男女の人間模様とは、多様性に富んでいて奥深いものなのでしょう。
 離婚もまた、男女関係の終わり方の一つとして、多様性に富んでいて奥深いものです。
 夫婦の間で離婚について話し合おうとすると、ふと仲の良かった時代を思い出して、離婚を躊躇してしまうこともあるでしょう。そうかと思えば、怨念にかられて冷静に物事を考えられなくなる時間もあるかもしれません。性生活や出産・育児、そして親族付き合いに関する不満などを言いたくなって、議論があらぬ方向へ拡散していくということも、よくあることです。
 離婚後の生活や、夫婦それぞれの老後を心配する人も多いです。
 離婚の話し合いを始めると、議題が増えすぎて泥沼に陥ることが少なくありません。

 このように、複雑で奥深い離婚問題ですが、3つのポイントをおさえると整理しやすくなります。
 このページでは、特に注目した方が良い3つのポイントを簡潔に紹介します。
 議論や考えがまとまらなくなった時は、この3つのポイントに立ち返って、考えを整理してみると良いでしょう。

ポイント1 同意の有無

     
  1. 夫婦両方が離婚に同意していますか?
    結婚が男女の合意によって成立するように、夫婦が合意すれば離婚できます。
    夫婦間で合意ができない場合でも、民法で定められている一定の離婚原因があれば、離婚できる場合があります。

ポイント2 子どものこと

 
  1. 未成年の子がいる場合、離婚後の親権者しんけんしゃ)を決めます。
  2. 面会交流めんかいこうりゅう)の方法を決めます。
     面会交流とは、監護者にならなかった側の親が、子供と会ったり連絡を取ったりして交流することです。古い文献では「面接交渉」と呼ぶこともあります。

ポイント3 お金のこと

 
  1. 財産分与ざいさんぶんよ
    結婚した後に形成した夫婦の共有財産をどのように分けるのかを決めます。
  2. 慰謝料
    不貞や暴力などがあった場合、慰謝料の請求を検討します。
  3. 年金分割
    婚姻期間中の厚生年金の払込保険料を、最大2分の1の割合で分割します。
  4. 生活費・・・婚姻費用(こんいんひよう)、養育費
    ● 離婚前に別居を開始した場合は、夫婦それぞれの収入や、監護する子供の人数等に応じて、一方が他方に婚姻費用(生活費)を支払うこととなります。
    ● 離婚後は、子どもを監護している側が、元夫・元妻に対して養育費を請求できます。
    ● 婚姻費用や養育費は、後から増額請求や減額請求ができる場合があります。

 以上の3つのポイントを紙に書き込んで整理できるように、「離婚・夫婦トラブル簡易整理シート」を作成してみました。下記のリンクから無料でダウンロードし、プリントアウトしてご活用いただけます。

 [PDF]離婚・夫婦トラブル 簡易整理シート (約250キロバイト)
 ※閲覧・印刷にはAdobeAcrobatReaderが必要です。

弁護士の離婚相談〜正しい知識を得るために

 

 このように、離婚問題は、3つのポイントを意識すると、整理しやすくなります。

 ただし、離婚事件の解決は、決して簡単ではありません。
 多くの人にとって、離婚は人生で1回きりの出来事であり、初めてのことです。初めての出来事には、普通、うまく対応できないものです。
 また、離婚するための手続きには、主要なものだけで協議・調停・訴訟という3つの種類があり、それぞれに特徴があります。手続きの組合わせやタイミングによって、離婚の成否に影響したり、夫婦の一方が有利・不利になる場合もありえます。

 離婚は、丁寧に状況を分析すれば、複雑に見える事案でも、きれいに整理できる場合が多いです。しかし、決して簡単な事件とも言えません。ですから、離婚を重点的に扱っている弁護士に離婚相談をして、慎重に事を進めることが大切です。

離婚相談〜ほりい綜合法律事務所の場合

 ほりい綜合法律事務所の離婚相談は、単なるカウンセリングではありません。
 弁護士としての私が考える「良い離婚相談」とは、具体的な方策をあなたと一緒に考えることです。そして45分間の相談時間が終わったとき、今のあなたに必要なもの・・・たとえば、離婚に関する正しい知識、今後の具体的な戦略、安心や自信・・・を、持ち帰って頂くことを目指します。そしてあなたが希望すれば、弁護士に事件を依頼する方法と料金についてもご案内します。

 ほりい綜合法律事務所で弁護士に離婚相談をなさりたい方は、電話(011-596-7020)でご予約ください。(詳しい予約方法はこちらです。)

※なお、離婚に関するご相談は2回まで無料です。

 予約受付 Tel:011-596-7020
(受付時間 平日9:30〜17:30)
相談場所 札幌市中央区大通西14丁目1番地13北日本南大通ビル8階
ほりい綜合法律事務所(交通アクセス
相談弁護士 堀 井 雄 三 (札幌弁護士会所属)(弁護士プロフィール
ほりい綜合法律事務所トップページこのページの先頭へ法律相談の基礎知識の目次へ戻る

information

ほりい綜合法律事務所


060-0042
北海道札幌市中央区
大通西14丁目1番地13
北日本南大通ビル8階

TEL:011-596-7020
地図(北海道札幌市中央区大通西14丁目)